供試材料
針葉樹ペレット
MOG-A1菌 SmartMax GreatRay 30倍溶液(砂糖30g 1L添加)
試験方法
5L容器にペレット1L入れ、これに井戸水(無殺菌)1,5L注ぎ湿度を与えた状態にして、
これにSmartMax GreatRay溶液を100cc噴霧。
ビニールでカバー。 数か所に空気を入れるための穴。(MOG-A1菌は好気性菌)
培養温度
最低温度 3℃、 最高温度12℃
培養開始 2018年12月3日
写真 12月11日~
針葉樹全木で作ったペレットは炭素率約500の貧栄養である。
MOG-A1菌は木材腐朽菌である。
この菌が低温期にこの貧栄養の針葉樹ペレットに定着、繁殖してリグニン、セルロースを分解する。
問題はスピードである。
自然の林床では、温帯、寒帯では約数年から10年で土壌に還る。
完全無農薬農業圃場では、これより短期間でMOG-A1菌が優占支配菌になる必要がある。
春、晩秋の圃場の地表は低温。
この低温でもMOG-A1菌は逸早く活性繁殖することが先行試験で明らかになっている。
再現試験である。